「考えるのが苦手」「どう考えていいか分からない」と感じている人は、実は考え方の型を持っていないだけです。本記事では、思考停止から抜け出す具体的な訓練法を解説します。
「考えるのが苦手」の正体
多くの人は「考えるのが苦手」を「頭が悪い」と同じ意味で使いますが、両者は違います。
考えるのが苦手な人は、頭が悪いのではなく、考え方の型を知らないだけ。型を覚えていないので、何から手をつけていいか分からず、結果として思考停止する——これが正体です。
逆に、型を1つでも持っていれば、それに当てはめるだけで考えが進み始めます。
思考停止から抜け出す3つの型
型1:分解する
考えがまとまらないとき、まず分解してみる。「売上を上げるには?」を「客数 × 単価」に分解すれば、それぞれに対する打ち手が見えてきます。 → MECE(ミーシー)の基本と練習問題
型2:「なぜ?」と問う
問題の原因が見えないときは、「なぜ?」を3〜5回繰り返す。これだけで根本原因が見えてきます。 → なぜなぜ分析の詳しいやり方
型3:たとえる
抽象的すぎて捉えられないときは、身近なものにたとえる。「組織はサッカーチームのようなもの」と置けば、考えるべき切り口(フォーメーション、役割分担、戦術)が見えてきます。 → たとえ話の作り方
「考える」を分解する
実は「考える」という動作は、次の3つに分解できます:
- 問いを立てる:「何を考えるべきか」を決める
- 情報を整理する:分解、構造化、関係づける
- 答えを組み立てる:仮説を立て、検証する
「考えるのが苦手」と感じる人は、多くの場合、ステップ1(問いを立てる)でつまずいています。何を考えるべきかが曖昧なまま、漠然と「考えなきゃ」と焦っている状態。
逆に、問いさえ明確になれば、ステップ2・3は型を当てはめる作業なので、誰でも進めます。
思考停止から抜け出す練習法
練習1:問いを書き出す
何かに困ったら、まず「自分は何を考えるべきか?」を1文で書き出す。書き出すだけで、思考が動き始めます。
練習2:型をひとつ選んで適用する
問いが立ったら、上の3つの型(分解・なぜ・たとえる)のどれかを試す。完璧に当てはまらなくてもOK、当てはめてみることが大事。
練習3:5分だけ考える
「ちゃんと考えなきゃ」と気負うと、思考は止まります。まず5分だけと決めて始める。考え始めれば、自然と続きます。
よくある思い込みと真実
✗ 思い込み:「考える」は才能で決まる
真実:考える力は型と習慣で鍛えられる。脳科学・心理学の研究で実証されています。
✗ 思い込み:「いいアイデアは降ってくる」
真実:手を動かして書く・話すサイクルでしか出ない。座って考えるだけでは出ません。
✗ 思い込み:「もっと知識をつけてから」
真実:知識より型のほうが先。型さえあれば、知識は使える形で頭に入ります。
Swingで型を体に入れる
考える型は、本を読んだだけでは身につきません。実際に手を動かして使う反復が必須。
Swingは、毎日5分で「なぜなぜ分析」「MECE」「たとえ話」など15種類の思考の型を反復できるトレーニングサービス。AIがお題を出してフィードバックを返すので、独学でも筋の良い練習になります。
「考えるのが苦手」を克服した人の多くは、何か特別な才能を発揮したわけではなく、毎日5分の積み重ねで型を身につけただけです。
まとめ
- 「考えるのが苦手」は型を知らないだけ
- 分解・なぜ・たとえるの3つの型から始める
- 問いを書き出すだけで思考が動く
- 5分の反復で型は体に入る
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