「なぜか自分の提案だけ通らない」「同じ内容なのにあの人は通る」——多くの若手社会人が経験する場面です。本記事では、提案が通る人が使っている3つの口癖と、その背景にある思考を解説します。
提案が通るかどうかは「内容」より「言い方」
驚くかもしれませんが、提案が通るかどうかは、内容の質より言い方で決まることが多い。優れた内容でも言い方がダメだと通らないし、平均的な内容でも言い方が良ければ通る。
これは決して褒められた事実ではありませんが、現実なので、上手く乗りこなす必要があります。
提案が通る人の3つの口癖
口癖1:「結論からお伝えすると」
最初の3秒で結論を出す人は、聞き手の集中力を引き付けられる。 → PREP法のやり方
- 提案が通らない人:背景説明 → 課題 → 提案(結論が最後)
- 提案が通る人:「結論からお伝えすると、◯◯を提案します」
口癖2:「3つの理由があります」
数を予告する人は、聞き手の頭が整理されて受け入れやすくなる。
- 提案が通らない人:「いろいろ理由があって……」
- 提案が通る人:「理由は3つあります」
「3つ」というだけで、聞き手は3つ分の枠を頭に作ります。情報処理が楽になる。
口癖3:「リスクは◯◯です」
提案が通る人は、必ずリスクにも触れる。
- 提案が通らない人:メリットだけを語る
- 提案が通る人:「メリットは◯◯。リスクは××で、対策は△△を考えています」
リスクに触れることで、上司は「この人は両面を見ている」と評価する。提案の通る確率が桁違いに上がります。
口癖の裏にある3つの思考
3つの口癖に共通するのは、聞き手中心の思考。
- 結論ファースト:聞き手の時間を奪わない
- 数の予告:聞き手の頭を整理する
- リスクの明示:聞き手の不安を先回りで解消する
つまり、自分が話したいことではなく、聞き手が知りたいこと・聞きたい順序で話している。これが提案が通る人の本質です。
ビジネスでの実例
✗ 通らない提案
「来期の予算ですが、考えてきまして、いろいろ検討した結果、リモートワーク導入を進めたいと思っています。色々と理由があるんですが……」
○ 通る提案
「結論からお伝えすると、来期から週1リモートを導入したいです。理由は3つあります:エンゲージメント向上・コスト削減・採用競争力強化です。リスクとして◯◯がありますが、対策は××を準備しています。」
同じ内容でも、構造で印象が桁違いに変わります。
鍛え方:3つの口癖を1週間ずつ
- 第1週:「結論からお伝えすると」を毎回使う
- 第2週:「理由は◯つあります」を加える
- 第3週:「リスクは◯◯です」を加える
3週間で、提案が通る確率が目に見えて上がります。
まとめ
- 提案の通る/通らないは言い方で決まる
- 3つの口癖:結論ファースト・数の予告・リスクの明示
- すべて「聞き手中心の思考」
- 3週間の意識で変わる
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