「管理職になってから決められないことが増えた」——多くの新任マネージャーが直面する壁です。本記事では、管理職に求められる意思決定思考の4つの型を、入門者向けに解説します。
管理職の仕事は「決めること」
プレイヤーの仕事は「実行すること」、管理職の仕事は「決めること」。これが大きな違い。
決められない管理職の下では、メンバーは動けず、プロジェクトは止まる。逆に、間違ってもいいから決め切れる管理職の下では、組織が前進します。
意思決定思考の4つの型
型1:判断軸を3つに絞る
迷う原因の多くは、判断軸が多すぎること。3つに絞るだけで判断が速くなる。 → 迷わず決められる人の意思決定思考
型2:可逆性で判断スピードを変える
戻せる決定は早く、戻せない決定は慎重に。「この決定は2週間後に取り消せるか?」を問う。
型3:70%の確信で動く
100%の情報を待つのは無理。70%の確信があれば動くのが意思決定の名手の流儀。
型4:決めない判断を避ける
「保留」は実は1つの決定。「いま決めないことのコスト」を必ず計算する。
管理職が決められない3つの理由
理由1:情報を集めすぎる
完璧な情報を待ち、永遠に決められない。 → 仮説思考とは?
理由2:失敗を恐れる
決めて失敗するより、決めないで時間が過ぎる方が安全と感じる。
理由3:判断軸が曖昧
何を重視するかが決まっていないので、毎回迷う。
「決められる管理職」になるための3つの習慣
習慣1:判断軸を最初に書き出す
新しい意思決定に直面したら、まず判断軸3つを紙に書く。
習慣2:時間制限を設ける
「24時間以内に決める」「金曜の17時までに決める」と時間を区切る。
習慣3:チームに判断軸を共有する
判断軸が共有されていると、メンバーも自律的に動ける。
メンバーの意思決定を育てる
良い管理職は、自分が決めるだけでなく、メンバーの意思決定力を育てる。
- ✗ 「どうしましょうか?」と聞かれて、答えを出す
- ○ 「どんな判断軸で考えてる?」と問い返す
これだけで、3ヶ月でメンバーの意思決定力が上がります。
まとめ
- 管理職の仕事は「決めること」
- 4つの型:判断軸3つ・可逆性・70%確信・決めない判断回避
- 決められない3つの理由を自覚する
- メンバーの意思決定力も育てる
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